道路使用許可書はなるべく一発で戻りなく申請したいですよね!
この記事では「道路使用許可申請書マニュアル」エクセル版一式が無料でダウンロードできます。
(作業帯図(規制帯図)についてはエクセル版が3例、迂回路図が1例入っています)
作業帯図については業者に依頼する場合は1枚あたり1万円することもザラです。
作業帯図一式が数十万または100万越えもあります。
そのような事情から担当者自身が作成することが多いかと思います。
作業帯図については公共工事、簡易な工事など、内容によって簡単なものから複雑なものまでありますので、以下にあります記事を参照して頂き、目的にあったものをダウンロード(無料)して下さい。
この記事内の書類データは、公共工事の道路工事を想定した道路使用の内容となっております。
簡単な工事などは以下の記事をご参照下さい
▷▷▷ 簡易な道路工事【基本の書き方と必要書類ダウンロード(エクセル)】・警察署リンクと手数料一覧
※上記の記事内に簡易道路工事の作業帯図10例ダウンロードのリンクがあります。
▷▷▷ 道路使用はどこに出す?手数料は?全国の警察署リンク一覧(道路使用の手数料一覧)
▷▷▷ ロケ撮影とチラシ配りの道路使用許可の書き方で重要な事(エクセル・必要書類ダウンロード)
道路使用作成の参考記事
▷▷▷ 「道路図面自動作成サイト(エクセル版)」と規制内容による配置人員の基本
▷▷▷ 道路幅員(道路の幅)の見方・幅員確認ができる行政リンク一覧(都道・区道)
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道路使用許可申請マニュアルにそった道路使用書類
現場監督にとって「道路使用許可書」は重い書類のひとつです。
会社にある誰かが作ったフォーマットを元に作成する事が多いと思います。
基本、このマニュアル通りに作成すれば警察も役所も問題なく申請できると考えます。
13年間の監督業で道路使用を毎現場で作成してきまして、このマニュアル通りに作成してからは、その場で多少の修正はありますが、持ち帰っての修正は皆無です。
ここからは各書式が見られます。ご確認下さい。
ここからの書類はマニュアル通りの順番に説明しています。
※この記事の書式は道路工事(公共工事)を基本としています。
道路使用許可書【鏡】
道路使用許可書の鏡になります。
工事概要
始めは工事概要になります。
工種・数量は入札情報を参考にしましょう。
施工計画書があれば工事概要を転用しましょう。
案内図
次は案内図です。
役所によってはグーグルマップなどを使用禁止にしているところもあります。
グーグルマップの使用は権利帰属(グーグルマップの表示)があれば使用可です。
ゼンリン地図の使用(要契約・購入)、役所から現場地図を提供(公共工事案件)してもらうこともできます。
工事概要と同じく施工計画書があれば転用しましょう。
工事工程表
工事工程表です。
警察に出すには簡易な形式で十分です。
安全管理組織図
組織内の担当者の重複はOKです。
緊急連絡体制
緊急連絡体制についても施工計画書があれば転用しましょう。
東京都は局によって多少の差はあると思いますが、大体同じような内容です。
もらえるなら役所からデータをもらいましょう。
東京都の警察と消防署はHPから管轄を確認します(他府県の警察は下記!リンクへ)。
NTTなどの他企業の連絡先は以下の企連協を確認してください(東京都)。
・企連協 ( きれんきょう ) | 道路占用工事企業者連絡協議会
道路工事連絡責任者名簿
役所と受注者の連絡先詳細の書類になります。
緊急時動員表
緊急時の自社と協力会社(下請業者)の動員連絡票になります。
設計図
設計図がある場合は添付してください。
道路現況図
道路図面に道路幅員を記したものが道路現況図となります。
公共工事の場合は役所からもらった図面のCADデータをもとに作成する事が多いと思います。
グーグルMAPなどをスクショして、エクセルなどで作成する場合もあります。
(ロードマンというサイトであれば地図をそのままエクセルに落としてくれます。こちらの記事を参照下さい)
所轄の警察署ではなく、警視庁が相手の場合はCADである程度詳細に作った方が通りやすいと思います。
まずはサンプルをご覧ください。
CADを使った図の作成は気が重いと思います。
公共工事などは竣工図などもCADを使うでしょうから、頑張って作成しましょう。
以下の記事から道路現況図を作成しましょう。
▷▷▷ 道路使用許可申請書に使える「道路図面自動作成サイト(エクセル版)」と規制内容による配置人員の基本
道路幅員(道路の幅)は以下の記事を参照して下さい。
現況道路規制標識図
現場周辺の標識の配置図です。
標識はグーグルマップのストリートビューや現地で写真を撮って調べましょう。
道路使用状況図(施工区割・作業帯図)
道路使用の中でも一番大変で重要な書類です。
道路現況図と同じく図面のCADデータをもとに作業帯図(規制帯図)を作成することが多いですが、CAD版のサンプルの下に、エクセル版のサンプルを載せています。
・範囲が広い場合は「区割り」をする
・各作業帯図の作成
・まわり道がある場合は迂回路図を作成 ➤ 迂回路図は広範囲になるので私はエクセルで作成しています
・常設規制帯図がある場合は作成 ➤ 施工が完了しないで日をまたぐ場合、施工途中の状態のところをコーン・バーなどの保安で囲む場合
サンプルは警視庁相手でも、たぶん通用する内容です。ぜひご参照下さい。
所轄の警察署ではエクセル版でも通ります。
※道理使用許可申請マニュアル エクセルデータ一式はコチラから
※道理使用許可申請マニュアル エクセルデータ一式はコチラから
▷▷▷ 道路使用許可申請書に使える「道路図面自動作成サイト(エクセル版)」と規制内容による配置人員の基本
主要使用機械一覧表
現場で使う主要機械の一覧です。
工事関係車両の駐車対策表
工事関係車両の駐車対策の一覧です。
一行でも大丈夫です。
保安施設、資機材図
規制で使用する保安施設の資機材の一覧です。
現況写真
現況写真は施工箇所の写真一覧を作成します。
基本は現地で写真を撮ってきます。
グーグルMAPのストリートビューでも使えない事はないですが、その写真が古い時期の場合(ストリートビュー右下に撮影年月あり)に現地と相違が出る可能性があります。
所轄であれば警察官は地元をある程度熟知しているので、見破られる可能性があります。ご注意ください。
占用許可証
公共工事の発注者がいれば発注者が持っています。占用許可証をもらいコピー添付しましょう。
個人的に申請する場合は道路の管理者に申請します。
・町道 → 町役場
・市道 → 市役所
・区道 → 区役所
・都道 → 建設局
・国道 → 国道事務所
よくわからない場合は道路管理者にご確認願います。
まとめ(エクセルデータ ダウンロード)
警視庁に提出する場合は「交通量調査」が必要になります。
建設局などの役所では調査の資料を持っている場合もありますが、あまり古いデータの場合は使えません。
その場合は業者に依頼します。
一番大変で時間がかかるのがCAD図作成になると思います。
苦手な方はできる人に作ってもらっている場合もあります。
頼んだ事は無いですが業者に頼む場合、知り合いの大手建設会社の仲間に聞いた感じ、数十万円~百万円越えもザラとの事です。
広告を見ると数万円で作成!などとうたっていますが、規制帯図が多くなると金額がはねがるみたいですね。
このように大企業で余裕があれば別ですが、小規模で規制帯図も数枚とかであれば業者にお願いするのも手です。
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道路使用許可申請マニュアル書式 エクセルデータ一式
※主要道路作業帯3例・迂回路1例含む