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一級土木施工管理技士 試験対策 問題と解答例

土木の資格

 

1級土木施工管理技士、一発合格のオッシュです。

 

1級土木の問題と解答例を記事にしました。

 

日建学院や通信講座の勉強も大事ですが、基礎を身に着けたあとは過去問を繰り返し勉強する事が大切です。

 

私は日建学院に半年ほど通い、試験前は過去問題を5年分、経験記述も2つくらいにしぼって勉強し、一発合格を果たしています(私の資格者証)。

 

当時、仕事終わりに日建学園に行き、週に1~2回くらい動画授業を受けていました。それまでに授業課題を自宅で勉強し、テストを受ける仕組みとなっておりました。

 

現在は通学講座とWEB講座にわかれているようですね。

 

また、一般教育訓練給付制度というのがあり、授業料の一部が援助される制度がありますので、会社に相談されてみてはと思います。

 

試験問題は日建学院が編纂していますので、できれば日建学院の講座に参加ができれば良いと思います。

 

 

 

 

 

R6年度 一次検定

 

一級土木施工管理技士 一次試験 問題A(午前)

 

一級土木施工管理技士 一次試験 問題B(午後)

 

一級土木施工管理技士 一次試験 正答肢 

 

一級土木・二級土木過去問リンク

 

R6年度 二次検定

 

令和6年度 1級土木施工管理技士 二次検定 解答試案九州建設専門学院

 

経験記述対策

経験記述は「施工管理」「工程管理」「品質管理」「安全管理」「環境対策」の五項目から出題されます。

 

この中から、1級の場合は1問、2級の場合は2問から1問選択という形で出題されます。

 

過去10年の1級土木施工管理技士試験の出題実績を確認してみましょう。

 

令和5年度品質管理
令和4年度安全管理
令和3年度安全管理
令和2年度品質管理
令和1年度品質管理
平成30年度品質管理
平成29年度安全管理
平成28年度安全管理
平成27年度品質管理
平成26年度安全管理
平成25年度品質管理

ここ10年は安全管理か品質管理からの出題のみとなっています。

 

限られた時間での勉強を考えた場合、「品質管理」と「安全管理」だけを勉強する方が良いかと思います。

 

出題内容については、自身が経験した工事の「工事概要」「技術的課題」「検討内容」「対応処置」という順序で文章を組み立てていくことになります。

 

これは難しい・・・と感じるかと思いますが、あせらずに自身の経験をよく思い出しながら、記述していけば良いでしょう。

 

具体的な記述方法

経験記述の問題は2問で構成されており、「設問1」が「工事概要」、「設問2」が「工事についての詳細」を記述する問題となっています。

「工事概要」についてはすべての問題で共通となりますので、必ず正確に記載するようにしましょう。

工事概要

工事概要の記述は以下の7項目になります。

(1)工事名土木工事に該当する工事名を記入しましょう
(2)工事の内容
 ①工事名契約書記載の工事件名を記載しましょう
 ②発注者名都道府県、省、局名を記載しましょう
例:東京都、国土交通省、建設局など
 ③工事場所契約書記載の住所を記載するようにしましょう
例:東京都〇〇区〇〇町〇〇番地〇〇号
 ④工期契約書記載のものを記載します
例:令和〇年〇月〇日~令和〇年〇月〇日
 ⑤主な工種次の例題2で記述できる工種を選択して書きましょう
 ⑥施工量工事で発生した施工量を記述します。
例:掘削○○m3、コンクリート〇〇m3、街きょ〇〇m
(3)工事現場における施工上のあなたの立場現場監督、現場代理人、工事主任、主任技術者など

 

品質管理

品質管理はコンクリート工について記述すると比較的容易に記述できます。例えば、街きょ施工時の品質管理についての例を挙げます。

 

技術的な課題
 コンクリート構造物の街きょを現場打ち施工するに当たり、繁華街であった為、人や車の往来が激しく、早期に強度発現の必要性があり、養生期間の短縮の工法検討が課題となった。

検討内容
 早強コンクリートH種の使用を検討した。

 早強コンクリートは普通コンクリートに比べ初期強度の発現が速く、普通コンクリート養生が5日のところ、3日程度に短縮できる。

対応処置
 コンクリートの種類をH種早強とした。

 当初設計の18-8-20では無筋コンクリートの場合、出荷工場において水セメント比60%以下が確保できない為、強度を2ランク上げ24Nとして、水セメント比60%以上を確保した。

 

安全管理

品質管理や工程管理と比べると抽象的で記述し難いかもしれませんが、事故防止などを基に記述していくことを考えれば、比較的簡単に書けるでしょう。

 

技術的な課題
 通行人が多い橋脚耐震化工事での第三者・飛来物落下事故防止対策が課題となった。
 

検討内容
 工具に落下防止のロープを取り付け及び監視員による日常点検チェックシートを用意した。

 

対応処置
 作業員の安全帯に工具落下防止用のロープ取り付けを徹底した。
 監視員に点検してもらいたい重要項目の点検シートを作成し、点検回数を増やした。

 

上記で記載した解答例を踏まえたうえで、自分なりにアレンジして文章を作成しましょう。

 

 

 

経験記述 解答例

経験記述の解答例については以下の記事にまとめています。ご参照下さい。

 

一級土木の勉強の仕方

学校や講座、参考書で知識を習得します。

 

あとは過去問をひたすら解いていく訳ですが、分からない部分は参考書、学校や講座のテキストで確認するという方法が一番良いと思います。 

 

1級土木施工管理技士の試験日程

令和5年度の試験日程と合格発表日は以下となります。

一級土木土木施工管理技士試験日程
第一次検定(学科試験)令和6年7月7日(日)
第二次検定(実地試験)令和6年10月6日(日)
合格発表日
第一次検定(学科試験)令和6年8月15日(木)
第二次検定(実地試験)令和7年1月10日(金)

 

試験日から逆算して日程を考え、勉強を頑張ってください!!

 

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