自分の給料は適正かどうか?これから働く建設業の給料はどうなのか?非常に気になるところです。
今回は様々な求人会社に出ている建設業の現場監督の年収を調査しました。
現場監督の世代別の給与
現場監督の世代別年収(万円)を見ていきましょう。
年代 | 民間平均 | A社求人 | B社求人 | C社求人 | |
20代 | 前半 | 277 | 280 | 297 | 300 |
後半 | 365 | 350 | 380 | 360 | |
30代 | 前半 | 439 | 390 | 426 | 400 |
後半 | 491 | 440 | 457 | 460 | |
40代 | 前半 | 516 | 500 | 508 | 500 |
後半 | 539 | 560 | 564 | 560 | |
50代 | 前半 | 566 | 490 | 590 | 600 |
後半 | 543 | 590 | 565 | 560 | |
60代 | - | - | 590 | - | 450 |
求人会社によってバラつきは見られますが、40代前半まで民間給与の平均を下回っていることが見受けられます。
40代後半からは民間給与を上回っていき、50代前半をピークに減少していくのがわかります。
企業規模による年収格差
ある求人会社では企業規模により平均格差が150万になるとの数字がありました。
企業規模 | 平均年収(万円) |
大企業 | 560 |
中企業 | 480 |
小企業 | 430 |
150万円の格差のイメージとしては、スーパーゼネコンと地方の小規模ゼネコンの差になります。
全国エリア別の平均年収
全国のエリア別給料はどうなっているのでしょうか?
エリア | 平均年収(万円) |
北海道・東北 | 421 |
甲信越・北陸 | 431 |
関東 | 458 |
東海 | 446 |
関西 | 450 |
中国 | 422 |
四国 | 420 |
九州・沖縄 | 421 |
関東エリアが一番年収が高く、市場規模が大きい関西、東海と続きます。
関東エリアの平均年収ランキング
一番年収が高い関東エリアの平均年収のそれぞれのランキングはどうなっているでしょうか?
関東エリア | 平均年収(万円) | |
1 | 千葉県 | 475 |
2 | 埼玉県 | 462 |
3 | 神奈川県 | 459 |
4 | 東京都 | 455 |
5 | 茨城県 | 453 |
6 | 栃木県 | 453 |
7 | 群馬県 | 448 |
意外に東京近県の年収が高いようです。東京都には開発の余地が少なくなってきている状況があり、東京近県に開発が広がっているからでしょうか。
年収アップの立ち回り
現場監督の平均年収は、年代や資格が同じであっても、勤めている企業の規模によって大きく差がつきます。
スーパーゼネコンと言われる業界上位のゼネコンの場合には、1,000万円以上になる人も。全国規模の会社もそうですね。
ボーナスも平均して4ヶ月は支給され、年代や資格によっては昇給・昇格もあり得ます。
転職先としては最高ですが、大企業は中途での採用が少ないようなので、あったとしても条件が厳しいとの認識が必要です。
大企業への転職を考える場合、下請けで入る、派遣で入るなどを考え、そこからの人間関係で正規雇用を目指してみてはいかがでしょうか。
まとめ
給与アップには経験値、資格も大切ですが、規模が大きい企業に入ることを考えたほうが良いとの結果となりました。
しかしながら、建設業界の人手不足は非常に厳しい現状がありますでの、求人を良く調べれば大手に入れる資格がなくとも、同じくらいの年収を稼ぐことができる可能性があると思います。
自分に合った企業規模というのもありますし、働きやすい職場で稼げれば良いですね!ではまた!