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超売手市場の現場監督の仕事の内容とやりがいなどをお話しします!年収大幅UPの資格とは?

現場監督
ドボクル
ドボクル

今日は現場監督がどのような仕事をするのか説明をするよ!

 

現場監督とは現場を仕切る総責任者であります。

自身が指揮をとって苦労を重ね、図面が形になった時の達成感はかけがえのないものです。

 

現場監督は建物を作る「建築系」と、道路などを作る「土木系」に分かれます。

工種ごとの下請けの責任者も監督といえば監督といえますが、ここでは工事全体を総合的に管理・監督する立場の人をさします。

私は建築職人と番頭、土木職人と監督をしてきた経験から土木系より建築系のほうが工種が圧倒的に多い分、建築系監督のほうが大変だという認識があります。 

その分、土木系監督より建築系監督の年収が100万円高い求人を良く見かけますし、仕事の大変さや能力を考えれば当然であるといえます。

ネットで「監督とは?」を検索すると「建築系監督」寄りの内容が多く書かれています。

とはいえ、現場監督として「施工管理の四大管理」など建築系と土木系は共通する部分も多々あります。

ここは「どぼブロ」でありますので、土木系監督の内容をご紹介していきたいと思います。

 

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土木工事とは

 

土木工事は簡単な話し「建物を作る」以外の工事をイメージして頂ければと思います。

 

地面から下の大半の工事は土木工事であるといえます。

 

以下は土木工事の種類になりますが、非常に裾野が広いことがわかります。

 

道路工事街築工事水道工事
下水道工事橋梁工事トンネル工事
河川工事区画整理工事港湾整備工事
ダム建設工事砂防工事農業土木工事
森林土木工事
土木工事一覧

 

私は東京都の公共工事を受注する中小企業の監督なので、都市土木で中心となる一番上から4工種を主に監督しています。

 

これらはライフラインの工事となりますが、他にガス、電気、NTTの工事があります。

 

近年は小池都知事が電気や通信網の地中化を推進していくとの事ですが、それらを電線共同溝にまとめて工事をする事が多くなっています。

 

空中にある電線を「架空線(かくうせん)」といいますが、それを支える電柱を建柱(けんちゅう)する、道路標識・道路案内板などを建柱する、これらも土木工事に入ります。

 

地面を掘る工事の大半が土木工事といえますね。

 

施工管理の四大管理

 

現場監督として非常に大切な、施工管理の四大管理と言われる「工程管理」「原価管理」「安全管理」「品質管理」とはどのようなものでしょうか?

 

工程管理

 

どのような工事でも起工(きこう|はじめ)と竣工(しゅんこう|完成・おわり)があります。その工事期間に工事が終わるように予定を組んで進めていくのが「工程管理」になります。

 

土木は建築に比べて工種は少ないのですが、それでも工程を組んでいくのは大変です。

 

東京都の公共工事をしていると1億規円模の工事では1年1現場というイメージになります。

 

各工種の経験値というのは時間をかけて蓄積されていくものなので、工程を組むときに良くわからない工事が多々出てきます。

 

そのような場合は先輩や職長などにある程度の仕事内容を聞き、工程のイメージをしていきます。

 

工期が短いほど経費が少なくて済みます。そのような考えで最短の工程を組みたいところですが、施工環境や条件によっては工期延長する場合やアクシデントなども発生し、思うように進まない状況が多くあります。

 

そういった事を想定して、実際はある程度余裕を持った工程を組むケースが多いように思います。

 

原価管理

 

原価管理とはすなわち「儲かるのか」「儲からないのか」を計算することです。

 

当初の契約金額は決まっているわけですから、なるべくお金がかからないように準備していきます。

 

材料や下請けについては、数社より見積り(相見積もり)をもらい最低額のところを決めます。

 

とはいえ長年の付き合いなどもあるので、そういう訳にはいかないケースも多々あります。

 

そうした場合は業者に泣いてもらうこともあります(値引き)。その場合は次の現場で儲けさせてあげるなどの対応が必要になるでしょう。

 

公共工事の場合、正当な理由があれば追加経費が認められる場合がほとんどなので、常に増額のネタを探します。

 

お金がかかりそうなネタがあれば、随時役所の担当者にそれとなく耳打ちしておく事も重要です。そういった積み重ねが、全部の増額を見てもらえないとしても、必ずどこかしら増額になったり、他で補填してもらえたりしります。

 

役所としても厳しい事ばかり言っていては評判が下がり、次からの入札が不調になる可能性が高まるので、あまり無茶なことはしないと思います。

 

また、工期が異常に伸びる、突貫工事になるなどは、経費が多くかかり利益を大きく損ない、赤字になる場合がほとんどです。

 

そのような事にならないよう、月々の支払状況や予算残高とともに、進捗と工程についてもしっかり管理していく事が大切です。

 

安全管理

 

現場というのは常に危険と隣り合わせです。自社の作業員もそうですが、住宅地であれば住民、現場の規制の脇を通行する人や車両にも気を配らないといけません。 

 

東京都発注の工事の現場であれば公道で工事をすることが多いと思います。その場合は道路使用に関する書類を作成します。

 

実際にどのように道路で規制をするかという「規制帯図」を作成しますが、自分で作成する場合は危険ポイントがわかります。

 

実際に現場に行って規制をした場合の作業状況をイメージしてみましょう。

 

失敗しない道路使用許可書(エクセル・作業帯図・各種フォーマットが無料ダウンロード)

 

作業員についても、堀山(掘った穴)に落ちる、堀山が崩落する、マンホールに落ちる、吊っていたものと接触する、重機やダンプにひかれるなど、様々な危険ポイントがあります。

 

そのような事故が起きないように、毎日の朝礼、作業前の危険予知活動(KY活動)、月一の安全教育訓練などで注意喚起をして事故や不測の事態に備えます。

 

当然ながら事故が起きた場合は現場監督の責任問題になりますので、「安全」の部分はしっかりとした計画や予防活動を行う事が大切であると思います。

 

土木の現場では交通誘導員(ガードマン)をないがしろにする職人や監督がいますが、交通誘導員は現場周辺の一般の通行における安全管理のキモとなります。

 

ガードマンも現場の大事な仲間との位置づけで仲良くやっていくようにするのも大切なことです。

 

品質管理

 

どのような工種にも必ず品質に関する基準があります。

 

例えば道路工事については以下の品質管理があります。

 

道路構造管理単位試験・管理内容
路床一層の厚さ密度試験材料の試験
砕石一層の厚さ密度試験材料の試験
アスファルト一層の厚さ到着温度
施工温度
解放温度
材料の試験
コンクリート施工時間時間管理材料の試験
道路の品質管理

 

このように施工の管理や試験によって品質が担保されることになります。

 

事前に材料の試験結果票を提出する。現場での施工状況や試験状況の写真を撮る、検査機関に試料を提出し検査してもらう、このような根拠を示すことが品質管理の基本になります。

 

品質管理についても工種毎、材料毎、長さ毎、箇所事などで管理、試験の頻度を計画しています。これらを100%管理することが基本ですが、あまりにも品質管理の数が少ない場合は品質の根拠を示せないので、最悪やり直しを食らう事も稀にあります。

 

そのような場合に備えて役所の担当者と良好な関係を築いていく事も大切な仕事です。

 

出来形(できがた)管理

 

出来形とは実際に施工した道路や構造物などの「長さ」「厚さ」「深さ」「高さ」などの数量の事をいい、出来形数量が計画数量(設計数量)を上回る事が大事です。

 

出来形の数量は品質管理を担う部分もあります。写真や書類で記録を残しますが、これらも計画がありますので、品質管理の時と同じであまりにもそれらの頻度が少ないと問題になります。

 

ここまで四大管理について説明してきました。大手企業は1現場に2名以上の監督を配置する事が多いので、管理業務を分担することができます。

 

ただし、私がいるような「中小企業」では1人で全てを担うケースが多く、大変な思いをしますが、全体の仕事を一通り覚えるという事では良かったと考えていますし、転職の際は「即戦力」のように有利に働くと思います。

 

また、慣れてくれば、頑張りどころと抜きどころがわかってきますので、ラクに仕事ができるようになると思います。

 

建設業の現場監督の給料は?

 

現場の指揮、その他の業務

 

現場監督は基本的に作業員を指揮して自らは作業をしませんが、監督自らユンボに乗って施工していく会社も多数あります。

 

作業員はクセの強い職人さんが多いですが、監督自身が礼儀正しく、時間があれば手伝うなどの姿勢を見せていれば円滑に現場は回ると考えます。

 

人間関係は社会人としての姿勢や本人の生まれ持った性格に左右される部分もありますが、コミュ力が低い事を自覚しているのであれば、何かしら思い切った努力をする必要はあると思います。

 

荒くれどもを指揮していくわけなので、やれるだけ頑張って、慣れてきたら、まずは恐れずに言いたい事、思っている事を言ってみることが大事です。頑張って挑戦してみましょう。

 

書類

 

公共工事で東京都を相手にする場合は「書類」の多さが際立ちます。

 

現場が出来ても書類が苦手、または逆の場合など、会社によっては苦手部分のサポート体制を敷いているとこもあるかもしれまんせん。現場監督は総合力を求められるので一筋縄ではいきません。

 

書類については他の現場の書類やデータを参考にする、会社に参考がなければ役所から他社の書類を借りる場合もあります。

 

書類の作成(一例)

 

  • 施工前・・・各種申請関係、施工計画関係、施工体制台帳、道路使用
  • 施工中・・・日報、週報、月報、変更書類(図面変更も含む)
  • 施工後・・・変更書類(図面変更も含む)、各種集計、品質管理、出来形管理、竣工書類

 

施工前後には非常に重い書類があり、大変です。

 

書類の中でも非常に大切なのはお金の絡む書類です。こういった書類で施工後のタイミングでは「時すでに遅し」となる場合があり、その場合は大損害になります。

 

お金の絡む「変更書類」は早めに手を付ける、役所の担当者にいつまでに提出しなければいけないか、などを確認をする事が大事です。

 

変更のネタが少ない場合によく増額のネタに使うのは「交通誘導員」です。

 

先ほども申し上げたように役所の担当者との関係性がこのような場合に活きてきます。役所的にも赤字で現場を終わらせるのは不本意ですので「交通誘導員」をネタによく相談してみる事が大切です。

 

また、忙しい監督仕事にかまけて見逃すのが「インフレスライド」です。

 

インフレスライドは物価高騰時に増額するシステムですが、近年(2022~2023)のように物価が高騰している時は契約金額に対して大きく増額します。

 

タイミングによっては計算がとても煩雑ですが、まだ乗り込み前時点を基準日にできるのであれば確実に行う事が大切です。私が2023年に完了した現場は契約金額に対して2割程度(2,000万円)の増額になりました。

 

それでは次に現場監督に必要な資格をご紹介します。

 

現場監督に必要な資格とは?

 

資格を取得することは自身のキャリアアップや手当に直結しますが、会社側についても公共工事の入札時の評点が増えるので有利に働きます(経営事項審査 技術職員と資格について)。

 

すべての工事現場では「技術者」を置くことが義務付けられていています。「技術者」は「主任技術者」と「監理技術者」の二つにわかれます。現場監督は現場の規模により、このどちらかの技術者になります。

 

主任技術者になるための要件

  ・指定学科を修了し、一定の実務経験期間を満たす

  ・複数の業種に従事し、特定の業種で一定の実務経験期間を満たす

  ・建設業の業種に応じた一級・二級の国家資格を取得する

 

監理技術者になる為の要件

監理技術者になるには、1級施工管理技士・1級建築士・技術士の国家資格が必要です。また、施工管理技士に関しては、工事の種類や業種に合った資格を取得する必要があります。例えば土木なら1級土木施工管理技士、建築なら1級建築施工管理技士といった具合です。

 

現場監督に必須な資格

それでは土木系や建築系の監督に必要な資格はどのようなものがあるでしょうか?

 

現場管理国家資格資格の内容
土木土木施工管理技士道路や橋、トンネルなどのインフラ整備を中心とした土木工事の管理を行う技術者の資格
土木/建築建設機械施工技士多くの建設機械を使用する現場において、指導や管理を行う技術者の資格
造園施工管理技士公園や植栽などの造園工事、道路や屋上への緑化作業の管理を行う技術者
建築建築施工管技士住宅・マンション・ビルなど、建築工事の管理を行う技術者

 

私は1級土木施工管理技士を取得し、転職して年収が300万円以上UPしました!

 

自分のいる会社の得意分野に関係する1級資格を持っていると年収UPにつながりますね!しかし、その会社で給料のアップが望めなさそうなら転職を検討しましょう。

 

監理技術者として業務が可能な工種(職種)

「監理技術者」の資格要件を見てみましょう。

 

工種▼ 資格名称▶一級土木一級建設機械
土木
舗装工事
とび土工
石工事
鋼構造物
しゅんせつ
塗装工事
水道施設
解体工事
建設機械施工技士 「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より引用

 

公共工事であれば監理技術者が必須の案件が多くありますので、広範囲の工種に対応できる一級土木施工管理技士を取得しておけば、たいがいの工種はカバーできると思います。

 

まとめ

 

現場監督の仕事の内容をご紹介致しました。

 

建設業界は、住まいや働く場所、道路や水道などの欠かせないインフラを維持する重要な仕事です。

 

現場監督としてそのような使命感や誇りをもって仕事を進めていく事ができます。

 

建設業界には「3K」と呼ばれる「キツイ」「キタナイ」「キケン」の根強いイメージがあります。

 

そのような事情より1999年をピークに就業人口の減少が顕著になっております。

 

国土交通省は、「給与・休暇・希望」という「新3K」の方針を打ち出し、さまざまな取り組みを進めています。

 

また建設業の労働時間の上限規制が2024年4月から運用されることになり、残業規制が実施されたり、公共工事の発注に関しても週休二日制が設定されております。

 

このように労働環境も改善されてきており、現場監督としての能力が上がり、資格を取得できれば、高額な給与も望めます。

 

個人的な意見として・・・・土木監督は面白いっ! 一緒にやりましょう!!

 

 

 

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