2023年はコロナ融資の支払が始まります。
高齢化、就労人口減少、材料高騰の影響による大倒産時代が叫ばれる建設業界。
バブル崩壊以降から安定を求めて公務員を目指す方が多いのも事実です。
公務員といえば、東京都の公共工事をしている関係から東京都職員に誘われる事がありました。
また、局下の第三セクターからのお話もありました。
この事から東京都も即戦力を求める傾向があるのはもちろん、何気に「人材難」でもあるのでしょう。
「コネ」ありなところも無きにしろあらずですが、職員の大部分に関わる試験・選考情報について記事にしました。
会社の未来に不安のある方は東京都職員を目指してみるのもいいかもしれません。
試験区分について
東京都職員採用の試験区分は以下になります。
試験区部の詳細を見ていきましょう。
Ⅰ類A採用試験(大学院卒業)
対象年齢:24歳~31歳
受験資格:大学院の修士課程、博士課程、専門職大学院の専門職学位家庭を終了した人
筆記試験:大学院修了程度
教養試験:大学卒業程度
Ⅰ類B採用試験(大学卒業)
対象年齢:22歳~29歳
受験資格:大学院の修士課程、博士課程、専門職大学院の専門職学位家庭を終了した人
筆記試験:大学卒程度
試験(一般方式):教養試験、論文、専門試験、口述試験
試験(新方式):教養試験、プレゼンテーション・シート作成、口述試験
Ⅱ類(司書、栄養士)
対象年齢:20歳~25歳
受験資格:司書の資格、栄養士の資格
筆記試験:短大卒程度
教養試験:知能分野
専門試験:職務に必要な専門知識
Ⅲ類(高校卒業)
対象年齢:18~21歳
筆記試験:高校卒業程度
事務:教養試験、作文
土木・建築・機械・電気:教養試験、専門試験
障害者採用選考
下記事項及び受験資格の詳細については「採用選考案内」(7月20日公表)を必ず参照してください。
事務
年齢昭和38年4月2日~平成18年4月1日生まれの人必要な資格身体障害者手帳の交付を受けている方
都道府県知事又は政令指定都市市長が発行する療育手帳の交付を受けている方
児童相談所等により知的障害者であると判定された方
精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方
キャリア活用採用選考(中途はココ!!)
専門的知識・スキル、経験へのニーズが高い分野ごとに区分を設定し、民間企業経験者等から人材を採用する選考です。
採用後は、民間企業等でのキャリアや実績を活かせる分野の部署に配属となります。
対象年齢:4月1日時点で満年齢が60歳までの人
※資格により、第一次選考のうち専門試験を免除します。
※最終合格者は、主任級職として採用されます。一定の基準を満たす人は課長代理級選考を実施し、採用される場合があります。
採用区分一覧
受験資格一覧
就職氷河期世代採用試験(Ⅰ類B・Ⅲ類)
採用試験案内公表日 : 8月10日(木曜日)
就職氷河期世代採用試験は、昭和45年4月2日から昭和61年4月1日までに生まれた方を対象とした採用試験です。
採用予定者数
事務
1類B採用予定者数 : 10人3類採用予定者数 : 10人
主な受験資格
下記事項及び受験資格の詳細については「採用試験案内」(8月10日公表)を必ず参照してください。
事務
年齢昭和45年4月2日から昭和61年4月1日までに生まれた人必要な資格・免許特になし
まとめ
私のように民間企業勤めで高卒であれば、10年から11年の経験年数が必要です。
東京都職員に誘ってくれた方も民間のメーカーから中途採用された方でした。
給与的には業種と年齢を加味した給料になるようです。世間との乖離はあまりないと伺いました。でも、少し安くなるのかな?
絶対とはいいませんが、安定的な年収は得られる事になるでしょう。
Ⅰ類からⅢ類で採用された方は昇級試験も受けられますので、上を目指してみてはいかがでしょうか。
今後は試験の記事を掲載できればと思います。